ROJU SALT(露珠ソルト)について
ROJU SALT(露珠ソルト)は、韓国・新安郡の都草島という島の干潟で作られた、非加熱5年熟成の天日塩です。
「干潟の塩」と聞いても、なかなかイメージが湧かないかもしれません。でも知れば知るほど、これほど手間と時間をかけて作られている塩は珍しい、と感じていただけると思います。
作られている場所——ユネスコが認めた、生きている干潟
都草島の干潟は、ユネスコの生物圏保存地域に指定されています。東京ドーム約262個分にあたる広さを持ち、約5,000年前から形成されてきた干潟には、今も1,000種類以上の生物が共存しています。
さらに、この地域は「国際スローシティ連盟」にも認定されています。2007年、視察に訪れたスローシティ会長が干潟の天日塩を口にして「神様からの命の贈り物だ」と称賛したことが、認定のきっかけになったといわれています。
また、新安郡はアジアで初めてスローシティに指定された地域でもあります。そこで作られるROJU SALTは、自然豊かな環境と、そこに根付いた伝統的な製塩文化の産物です。
なぜ重金属が入らないのか——干潟が持つ、天然の浄化力
海水が干潟の中を通り抜けるのに、およそ82日間かかります。その間、干潟のきめ細かな土の粒子が、鉛・カドミウム・水銀・ヒ素などの重金属や不純物を自然にフィルタリングしていきます。
これは都市の下水処理場よりも数十倍優れた浄化力とされており、干潟が生物たちと共に育んできた、自然の仕組みそのものです。
さらにROJU SALTでは、独自の特許フィルターと乾燥システムを組み合わせることで、この浄化をより徹底させています。検査の結果、水銀・鉛・カドミウム・ヒ素はすべて不検出。これはROJU SALTが日常的に使える塩として、ennが信頼を置いている最大の理由のひとつです。
5年熟成・非加熱——時間をかけるから残るもの
一般的な塩は、乾燥工程を短縮するために熱や機械的な処理を加えることが多いのですが、ROJU SALTはその工程を一切行いません。
自然乾燥だけで43,800時間、約5年をかけてゆっくりと仕上げます。火を使わないため、本来含まれているミネラルや微生物がそのまま残り、塩本来の複雑な味わいが生まれます。出荷まで実に約6年かかる、手のかかる塩です。
ナトリウム76.2%——低いことが、豊かさの証
市販の精製塩や岩塩は、塩化ナトリウムが99〜98%を占めています。ROJU SALTの塩化ナトリウムは76.2%。この数字が低いということは、残りの約24%がミネラルで満たされているということです。
含まれているミネラルの代表的な数値(100g中)は以下の通りです。
- マグネシウム:1,383.6mg(フランス・ゲランド塩の約3倍)
- カリウム:454.8mg
- カルシウム:80mg
- ケイ素:23.3mg
特にマグネシウムの含有量は世界トップレベルとされており、干潟という多くの生物が共存する環境ならではの豊かさです。マグネシウムは生命維持に欠かせない必須ミネラル。食事から自然にとれるのは、サプリとは異なる安心感があります。
国際認定——信頼の根拠を、数字と機関が示している
ROJU SALTの品質は、複数の国際機関によって認定されています。
SKSコーシャ認定
ユダヤ教の食事規定に基づく「コーシャ」は、現代では世界最高水準の安全基準として知られています。その中でも「SKS」は特に審査が厳格で、原料・製造工程・工場環境・機械の洗浄剤に至るまで、一切の妥協なく審査されます。ROJU SALTはこの認定を取得しています。
FDA(米国食品医薬品局)
世界でも最も権威ある食品安全機関のひとつ、米国FDAの基準をクリアしています。ミネラル含有量・重金属・不純物の検査結果を提出し、科学的に認められた品質です。
FSSC22000
海水の採取から塩田管理・乾燥・パッケージ・出荷まで、全工程を国際的な食品安全管理システム「FSSC22000」のもとで管理しています。
HALAL認定
イスラム教の食の規定「ハラル」にも対応しており、国際的な食の多様性にも配慮した塩です。
フレーバーソルトも、すべて天然素材のみ
ennではプレーンのROJU SALTに加え、トリュフ塩などのフレーバーソルトも取り扱っています。すべてのフレーバーソルトは、本物の食材・果物を低温乾燥させて粉末にしたものだけを使用しています。人工色素・化学保存料・タール色素は一切使用していません。
パッケージや包材にも、環境ホルモンなどの有害物質の安全基準をクリアした素材を使用しています。
ennで取り扱っているROJU SALT
スティックタイプ・500gタイプ・ミルタイプをご用意しています。はじめての方は、1回分ずつ使えるスティックタイプからお試しください。
毎日使う塩だからこそ、ennは産地・製法・検査結果のすべてを確認したうえでROJU SALTを選びました。食卓のいちばん近くにある調味料を、一度見直してみませんか。